KON.na.日記

【ストーリー】

潜水艇「わだつみ６５００」のパイロットの小野寺は、同僚の結城とともに、深海調査に乗り出していた。そこでふたりは驚愕の事実を発見する。このままいくと海底プレートの沈降で、日本列島が海に沈んでしまうことがわかったのだ。日本の危機が目前だと、ふたりを指揮していた地球科学博士の田所はほかの科学者や日本政府にSOSを出す。しかし、地殻変動は起き、火山は噴火、大地震が起こり、国民はパニックに陥る。


この映画は１９７３年に公開された『日本沈没』(配給収入約20億円を挙げる大ヒットを記録)のリメイク版という位置づけになっています。

また同年には原作となる小説も刊行されています。

こちらも３８５万部も売り上げた大ベストセラーです。

リメイク版といっても今回の作品は登場人物の設定や役回りなどが大きく異なっています。

前作では田所博士を中心に描かれていましたが、今回は小野寺(草彅剛)と阿部(柴咲コウ)を中心としたストーリーになっています。

SF好きな僕はこういったテーマに心躍ります。

因みにSFはサイエンス・フィクション(Science Fiction)の略です。

間違っても、なんとかフレンドでは無いので勘違いしないでください。

そのため、この作品への期待感は高かったと思います。

実際、柴咲コウの可愛さは期待以上だった。

あっ、それは置いといて。

見終わって思ったのは、詰めすぎたかなです。

もう少し丁寧に個々の登場人物のストーリーを描いて欲しかった。

あれもこれもと欲張った結果、全体的に薄っぺらくなってしまった感があります。

原作でのもともとのテーマは『日本人が放浪の民族になったらどうなるか』でした。

今回の作品もこのテーマに沿って制作されたなら、さらに面白い作品になっていたのではと思います。

『日本以外全部沈没』に期待しよう。


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