須藤元気といえば格闘家というイメージが強いと思いますが。
彼は昨年の『
Kー1 PREMIUM 2006 Dynamite!!』を最後に格闘家を引退しました。
初めて読んだ彼の著書は『
神はテーブルクロス』。
なんか考え方が似ている人がいる。
率直な感想でした。
それから興味を持った僕は『
レボリューション』『
風の谷のあの人と結婚する方法』と読み進めていきました。
内容は哲学的。
なのに、所々に散りばめられたユーモラスな文章がこの本をとても読みやすいものにしています。
そういえば、以前に
高校生な僕とスマパンと旅で紹介しそびれた旅行記というのが『
レボリューション』です。
『
レボリューション』は彼とニートの友人イトウくんがアルゼンチン、チリ、ペルー、コロンビア、ベネズエラ、メキシコと中南米の国々を旅した物語です。
この本に関しては後日また触れることになると思うので今回はこのへんで。
一番読んで欲しいのはやはり『
神はテーブルクロス』でしょう。
須藤元気流哲学満載の1冊です。
僕の友人に周りの人達が陰で悪口を言っていると
よく悩んでいる人がいます。
まぁ、小さな島では
よくある悩みです。
僕は相談をされる都度こう言います。
人に悪口を言われたくないなら、まず君が人の悪口を言うのを止めたらいい。
彼は人の悪口なんて言っていないと反発してきます。
でも残念なことに彼は
よく人の悪口を言います。
人間というものは、その発する言葉の大半は無意識なものです。
咄嗟に出てくるものなので、頭で言葉を取捨選択していません。
彼も自分では気づかないうちに人の悪口を発していたのです。
もちろん無意識なので、記憶にも残りにくい。
彼と同じ悩みを持っている方がいたなら、まず1週間ゴシップを言わないことをおススメします。
1週間、人の噂話・陰口・悪口等を言わない。
すると極端に口数が減り、いままで自分がどれだけ、それらを発していたかが分かります。
そして友人や職場の会話がどれだけゴシップによって成り立っていたかが分かり驚きます。
自分が話さないと、自分の噂話はされなくなる。
かくいう僕もゴシップを言わなくなったら、自分の耳には届かなくなった。
しかし、僕もそうできた人間ではないので、たまに無意識にゴシップを言ってしまうことがある。
すると必ず何日後かにゴシップが流れてくる。
あっ、あの時の罰だなと納得する。
他人は自分を写す鏡なのです。
同じようなことが『
神はテーブルクロス』にも書いてありました。
須藤元気は言います。
すべてのものはひとつに繋がっている。
『
WE ARE ALLONE』
あっ、これ1冊ずつ紹介すれば3日分の日記稼げたな
まーいっか。
『
WE ARE ALLONE』